ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

2012-01-01から1年間の記事一覧

あしたTSUTAYAで

借りようと思いたった。 谷村有美のCDを。 「ボンネットに太陽」を聴きたいから。 この曲は「Hear」という彼女の3枚目のアルバムに所収されている曲で、作曲した谷村のメロディがすばらしく、発売してから20年以上経った今でもまったく色褪せていない名曲だ…

ああゆうひとに

今朝の雨は冷たかった。 電車の中で、旅行者らしい外国人がふたり、路線図を一生懸命見て、ああだこうだ言っていた。どこかに行きたいのだろうが、今乗っている電車ではたしてよいのかどうか。不安なのだろう。 そこに現れたのが中年サラリーマン。 外国人に…

まわりが静かになると考えたり

怖くなってきた。 明日(正確には今日か)の選挙の結果次第では(いや、おそらく確実に)、専守防衛という名のもとに、戦争を肯定化する政党が単独過半数をとり、政権を握る。ってなことを考え始めたら、なんか背筋が寒くなって眠れなくなってしまった。現政…

雨の中立ち寄ったブックオフで

一冊だけ購入。 小野島大著「音楽ライター養成講座」。 105円也。 たまたま歩いていたら見つけたので入った。 せっかく入ったのだから、一冊くらい何か買おうを思って店の中をウロウロ探したけど、とくにめぼしいものがなく、まあ、音楽ライター自体には興味…

久しぶりに胸がきゅんとなった話

と言っても、自分のことできゅんとなった訳ではなくて、職場の同じライター(男)の話なんだ。 夕方、部屋で仕事をしていたら、そのライターが部屋に入ってきた。 「A子さんに図書館に行こうって誘われたから、 これから一緒に図書館に行ってそのまま帰りま…

「俺たちの朝」

TV

今、チャンネル銀河で放送中。鎌倉を舞台に若い男ふたりと女ひとりでの共同生活。後先考えずその日暮らしのオッス、慎重で意気地なしのチュー、男のようにさっぱりした性格のカーコ。それぞれが大きな若者特有の悩みを抱えていて3人でその悩みを解決してい…

青木淳悟「私のいない高校」

を読みたいがためにAmazonマーケットプレイスで「群像」2011年2月号を購入。今年、三島由紀夫賞を受賞した同作品は単行本も出ているので、そっちを買った方が手軽だろうけど、なんか、群像だと他にもいろんな作品が載っているからお得じゃん、たとえば、チェ…

「俺たちの朝」

もっと意識を高くもって生きようと思う。つい、楽な方へ、ダラダラと流されるままに沈んでしまうから。幸いにも僕のまわりには、いつでも自分の言動に意味を持っている人々がいる。自分が何をすべきか、何ができて何ができないのか、また、できないのであれ…

ストーブリーグの主役にはなれそうもない

去年は、韓国の三冠王イデホの獲得という大きな補強があったオリックス。今年は今のところ、これっといった動きはありません。アメリカ帰りの西岡をねらっていたようではありますが、これについての本気度はいかがなものか、疑わしい感じですし、中継ぎとし…

文學界新人賞作品「最後のうるう年」

二瓶哲也さんの作品を読んだ。主人公は、小説家を目指したことがある中年の男。さまざまな職業を経て、今、印刷会社に勤めている。その彼が昔のことを思い出す。 男は風俗業界に入り、デリヘルの送迎を担当する。男はそんな自分を、他の人間とは異なる「カッ…

今朝の喫茶店にて

今朝も近くの喫茶店で500円のモーニングを食べながら、トーチュウとスポニチと東京新聞を読んでいた。店の外は、かなりの雨が降っていて、それは店内の客足にも影響しているらしく、ふだんの週末ならば、ほぼ満席なのに今朝は3割ほどしか埋まっていなかった。…

平野勝之監督「監督失格」

WOWOWでこないだ観た。 2005年に亡くなった女優の林由美香さんを当時愛人だった平野監督が撮ったドキュメンタリー作品。林由美香さんについては井口昇監督から何度か話を聴いたことがあったので、名前だけは知っていた。本当に名前だけで、顔を観るのがこの…

作家のS氏

から面白そうな雑誌をもらった。 また楽しみが増えた。

もつ鍋の夜

久しぶりにもつ鍋を食べた。出汁の効いたスープがとてもおいしく最後チャンポン麺をいれて腹一杯。たまにはいいものだと思った。

P・ハイスミス「太陽がいっぱい」

昨日から読んでいます。たまたまブックオフで105円。買ったので。 読み始めて、いきなり物語が動き出す感覚がたまらくて、さすがハイスミス。 今、大江健三郎「万延元年のフットボール」も読んでいるので、「太陽がいっぱい」は電車に乗るときに読もうと思い…

取材の準備を

取材の準備をできれば、今週中に済ましたかったのだけれども、Mさんの「週末3連休だし、今週準備しても忘れちゃうよ」の一言で、来週の月曜に取材の事前打合せをすることになった。取材する日は火曜なので、ぎりぎりだねと僕が言ったら、そうかな、ととぼけ…

散歩中に

撮った写真。空と川面がきれいでした。

大森望著「新編SF翻訳講座」河出文庫

「大竹まことのゴールデンラジオ」やトヨザキ社長との文学賞ぶった切りなど、書評家として有名な大森望氏。本職は翻訳家なのです。とあらためて書かなくても、周知のことだろうけど。 翻訳について参考になるというよりも、人に読ませる文章を書くうえで役に…

珈琲館で

朝、500円のモーニングセットを食べていたところ、耳に入ってきた。 店内は8割方埋まっていて、年齢層はかなり高く、のんびりした空気が満ちていた。最近の僕はこうやって、週末の朝はここで珈琲を飲みながらスポーツ紙を読むのが通例になっているのだ。何気…

いやな気持ち

たとえば、ある人のブログをたまたま見つけてしまう。そのある人というのは、たとえば、同じ職場の人だったりする。さて、その人のブログを読むべきか否か。悩むところ。もし、自分のことが書かれていたりしたら、と考える。一方、あの人がいったいどんな文…

憶えておこう

「何をやってもうまくいかない時期はお休みだと考えよう」

初対面の方々と会食

はやっぱり苦手だ。 「何か話さなければ!」 そう言う考えが先走り、紋切り型の質問に終始する。 そんなんじゃ会話が弾む訳もなく。 たとえば、初対面の人になぜ気を使わなければならないのかと考える、 その人に気に入られたいから? どんな人と仲良くなり…

GTDってなに?

はじめてのGTD - ITmedia Biz.ID 知識社会の仕事はますます複雑になってきています。「どこまでやったら終わりなのか」がはっきりしない上に、スピードが要求され、しかも降ってくる仕事の量は増えるばかりです。 必要なときに必要なエネルギーとアイディア…

「愛を探して」のライブ

夜の浅草ってのは意外と来ることが少ない。昼間と異なって、観光客が見えず、純粋に下町にある盛り場。本来の浅草なのかもしれない。雷門から目と鼻の先のビル8階。小さなライブハウスのカウンターからは新宿のような大きな街と違う遠慮がちな夜景が見える。…

伊坂幸太郎「砂漠」

今では高層ビルに変貌したけど、僕が通っていた頃の大学にはまだ古い校舎がいくつか残っていた。地面にめり込むようにそこに存在した校舎の半地下に僕が仲間と4年間を過ごしたサークルのボックスがあったんだ。昼間でも日が射さず、ジメっとしたその部屋に…

幼い頃

たとえば、迷子になってしまい、あちらこちらを彷徨い歩いている。 そんなとき、一度遊んだことがある公園に出くわす。 僕は少しホッとしてブランコに駆け寄った。 ブランコを2、3度漕いだところではたと気がつく。 この公園から自宅までの帰り道を知らな…