ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

「愛を探して」のライブ

夜の浅草ってのは意外と来ることが少ない。昼間と異なって、観光客が見えず、純粋に下町にある盛り場。本来の浅草なのかもしれない。雷門から目と鼻の先のビル8階。小さなライブハウスのカウンターからは新宿のような大きな街と違う遠慮がちな夜景が見える。


小象さんはにこやかな表情でおなじみの曲を歌い上げていく。アコースティックギターを抱え、「僕」目線の日常を歌い、ナンセンスな笑いを歌う。時には、仙台出身の彼が大震災後に作った曲「待ってる」や神風特攻隊で新婚生活を送れないまま夫を亡くした妻の気持ちを代弁する「桜散る」など深い「思い」を感じさせる曲を歌う。


それにしても「二人の中に泥棒がいる」は今聴いても名曲だ。