ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

太田選手が今シーズン1号。なお試合は完敗

試合は2-9で完敗でしたが、むりやりポジれるところを探すと、太田選手の今シーズン1号ですかね。
千葉ロッテ先発の岩下投手にオリックスの全員が苦しむ中、甘く入ったフォークをレフトスタンドに運びました。


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さて将来はオリックスバファローズの中心選手として活躍して欲しい太田椋選手。
将来像としては、現楽天の浅村栄斗かなと考えています。というかそうなれば最高です。

現在の太田選手と同じ高卒3年目、浅村選手はどのような成績を残していたのか?
が気になります。


西武ライオンズ 浅村栄斗選手の高卒3年目>
137試合 437打数 117安打 9本塁打 45打点 打率.268 OPS.709


開幕スタメンでスタートし、以後レギュラーとしてほぼ出続けています。
打点45など、当時からチャンスに強い選手だったことが伺えますね。

一方太田選手の現在(4/7時点)の成績は以下の通りです。


<太田椋選手の成績(4/7時点)>
11試合 45打数 10安打 1本塁打 1打点 打率.222 OPS.550


正直まずまずだと思っていますが、浅村選手を目標と考えた場合、これからすべての面において成長し続けなければ厳しいでしょう。
でも、できないことではないと考えています!
そのために必要なのは太田選手以外の中堅ベテランの主力選手のフォロー。

以下が2011年当時の西武ライオンズの開幕スタメンです。
1番片岡、2番栗山、3番中島、4番中村、5番フェルナンデス、6番ブラウン、7番浅村、8番銀仁朗、9番秋山(新人)
良い打線ですね。

日本を代表するレベルの選手が並んでいるので、浅村選手への攻めがゆるくなるのは想像に難しくありません。

一方現在のオリックスバファローズのスタメン…。
太田選手の前、あるいは後ろで盾となってくれる選手は皆無。自ずと太田選手へのプレッシャーは大きなります。またスタメンに紅林選手、佐野選手、頓宮選手と、太田選手同様に育成目的で並ぶ選手が複数いることも太田選手にとっては不利。ただでさえスタメン全体の火力が小さいので相手投手は余裕を持って個々の選手に向き合えます。
ただ太田選手にはオリックスバファローズのこういう状況の中で強く成長して欲しい。
それを乗り越えたとき、太田選手の開花とオリックスバファローズというチームの成長が見えてくるはずです。