ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

2012-12-01から1日間の記事一覧

文學界新人賞作品「最後のうるう年」

二瓶哲也さんの作品を読んだ。主人公は、小説家を目指したことがある中年の男。さまざまな職業を経て、今、印刷会社に勤めている。その彼が昔のことを思い出す。 男は風俗業界に入り、デリヘルの送迎を担当する。男はそんな自分を、他の人間とは異なる「カッ…