「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
20:40からの回で鑑賞。終了は24時前。
いやあ、おもしろかったです。約3時間の長時間なのにそれを感じさせない映画でした。
原作はディカプリオ演ずる主人公ジョーダン・ベルフォートの回顧録ウォール街狂乱日記 『狼』と呼ばれた私のヤバすぎる人生」。26歳で証券会社を設立し、年収4900万ドルを稼ぎ、この世の春を謳歌するジョーダン。始めから破滅の臭いがぷんぷん。強引な方法で顧客からお金をむしり取り、その金を派手に使いFBIIから目をつけられる。
至る所に笑いが散りばめられ、深刻なシーンも楽しく観ることができた。
ジョーダンの相棒である、ドニー役のジョナ・ヒルがよかった。
【スタッフ】
監督:マーティン・スコセッシ 製作:マーティン・スコセッシ
レオナルド・ディカプリオ
リザ・アジズ
ジョーイ・マクファーランド【キャスト】
レオナルド・ディカプリオ:ジョーダン・ベルフォート
ジョナ・ヒル:ドニー・エイゾフ
マーゴット・ロビー:ナオミ
マシュー・マコノヒー:マーク・ハンナ
ジョン・ファブロー:マニー・リスキン
樋口毅宏『さらば雑司ヶ谷』
職場の同僚に勧められ。
タモリ論とかで話題の著者なので、さてどんな小説かとかなり楽しみにして読み始めた。
うーん、読後に感じたのは、「薄味の舞城王太郎」。
キャラクターが立ってなくて、魅力的なキャラが見当たらなかった。
残念。
- 作者: 樋口毅宏
- 出版社/メーカー: 新潮社
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「ヌイグルマーz」
新宿バルト9で井口昇監督の最新作「ヌイグルマーz」を鑑賞。
映画の日だったので、ほぼ満員。6:4で男が多いか。
オープニングでは、一見幸せそうな家族。小学生くらいの女の子の誕生日。娘へのプレゼントは、ピンク色のテディベア。喜んでいる娘。そのぬいぐるみは、実は道端で拾ったものだと独り言をつぶやく父親。そこに乱入してくるのが、ゾンビたち。ゾンビに殺される娘の両親。娘は命がけで今もらったばかりのぬいぐるみを守る。娘もゾンビに教われるかーっというところで、中川翔子演じるダメ子が登場。
実は、この場面、最後まで映画を観たあとでも、映画内の時間の流れでどの位置に当たるのかが分からなかった。ゾンビ前ゾンビ後ゾンビ中どのシーンにもこのオープニングシーンが入りそうなタイミングはない。観終わったあと、ツイッターで井口監督にこの点を確認したら、親切に答えていただいた。ただ、井口さん的にも、あまり納得していないようで、「やっぱり気づかれてしまいましたか!」的な反応だった。いずれにしても、井口さんの回答はここには書きません。
映画自体は、最初から最後まで面白くて退屈するところもなく観られた。
井口さんが「私の集大成的な映画です」と言っていた割に、これまでの井口さんの映画よりは、井口テイストは薄めで全国公開を意識している風が感じられた。だから、井口ファンとしては、すこし物足りないか。
次回作の山田悠介原作「ライブ」はどんな仕上がりになるだろうか。
監督:井口昇 原作:大槻ケンヂ 脚本:井口昇・継田淳
ヌイグルマーデザイン:鶴巻和哉
キャスト
中川翔子:鮎川夢子(ダメ子)
武田梨奈:ヌイグルマー/キルビリー
市道真央:鮎川響子
北原帆夏
高木古都:片腕ロリータ
ソフトバンク山崎がオリックス入りか
ソフトバンク・山崎、オリックス入りへ 初交渉で「前向きに検討」
噂があった、FAしていたソフトバンクの捕手・山崎がオリックスに入団しそう。
今年のオリックスの捕手事情は、というと
- 137試合出場 伊藤光
- 22試合出場 齋藤俊雄
- 17試合出場 伏見寅威
これだったら、文句なく伊藤が正捕手だと言えるだろう。来年も伊藤を正捕手として起用していくべきだと思う。
問題なのは第2捕手。これが補給と打撃に難のある齋藤と新人の伏見では、いくらなんでも心許ない、。特に、伊藤は腰にヘルニアという爆弾を持っているだけに、それがいつ爆発してもおかしくない。だから、第2捕手には、いざとなったら、しっかり100試合くらいは任せられるくらいの力量が求められる。
- 91試合出場 打率.251
2013年は、この3年では最高の出場試合数の山崎。
オリックスに入団すれば、十分に第2捕手が務まる成績だ。
そう言う意味で、今回の山崎の獲得というのは正しい方向性だと思う。
「MEKURU VOL.01」
創刊号。特集は宮藤官九郎だった。
これまでにもいろんな雑誌やムック本でも特集されてきた「クドカン全作品」が特集紙面のほとんどを占めている。つまり、「クドカンドラマ作品脚本全15本」とか、「クドカンドラマ出演作」など。
そういえば、昨日、日本映画専門チャンネルでやっていた「キッズリターン」にもクドカンは出演したていた。マーちゃんとシンジにカツアゲされる高校生の役で。
『IWGP』って、台本を読み返すと意外と誰にも感情移入できないんですよ。俯瞰で若者たちの動きを描いていて、マコトですら何を考えているかわかんないような書き方だったんです。
「やっぱり、そうだよな」
そう思った。タカシにもマサにもヒカルにも。彼らの行動原理がよくわからない。そんな作品だった。それでいて、夢中にさせるのは、飽きさせないプロットとテンポの良さのせいなのかなと思う。※例外にきたろう演じる吉岡には、感情移入して観ることができるかも。
宮藤官九郎脚本ドラマのベスト1は、
と尋ねられると、僕は「マンハッタンラブストーリー」と迷うことなく答える。
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大好きな映画「間宮兄弟」をまた観て
「間宮兄弟」。
この映画は何度となく観た。そのたびに幸せな気持ちになって、「考えようによっては、もっと人生を今より楽しむことができるのではないか」そう思える。
間宮兄弟の前に現れた二人の女性は、それぞれうまくいかない恋に悩んでいるのだけれど、結局、間宮兄弟の方を見ることはない。
夕暮れ。新幹線の操車場。
「帰ってクロスワードパズルでもやるか」
この一言で幸せになれる気がするから不思議だ。
■森田芳光監督偲び「間宮兄弟」佐々木蔵之介&塚地武雅が再結集