ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

「MEKURU VOL.01」

創刊号。特集は宮藤官九郎だった。
これまでにもいろんな雑誌やムック本でも特集されてきた「クドカン全作品」が特集紙面のほとんどを占めている。つまり、「クドカンドラマ作品脚本全15本」とか、「クドカンドラマ出演作」など。
そういえば、昨日、日本映画専門チャンネルでやっていた「キッズリターン」にもクドカンは出演したていた。マーちゃんとシンジにカツアゲされる高校生の役で。

IWGP』って、台本を読み返すと意外と誰にも感情移入できないんですよ。俯瞰で若者たちの動きを描いていて、マコトですら何を考えているかわかんないような書き方だったんです。


「やっぱり、そうだよな」
そう思った。タカシにもマサにもヒカルにも。彼らの行動原理がよくわからない。そんな作品だった。それでいて、夢中にさせるのは、飽きさせないプロットとテンポの良さのせいなのかなと思う。※例外にきたろう演じる吉岡には、感情移入して観ることができるかも。

宮藤官九郎脚本ドラマのベスト1は、
と尋ねられると、僕は「マンハッタンラブストーリー」と迷うことなく答える。


MEKURU VOL.01 (宮藤官九郎)

MEKURU VOL.01 (宮藤官九郎)