ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

九州プリンスリーグ

九州は2部制を敷いていて、2部の上位2チームと1部の下位2チームが自動的に入れ替わることになっている。現在、1部のトップを走っているのは、その2部から上がってきたばかりのルーテル学院。5月4日現在で6試合を消化し4勝2分、その内容が昨年の1部優勝チームの鵬翔、長崎の名門である国見、アビスパ福岡のユースチームを破ってのものだから価値がある。今年のルーテルの主力は昨年、一昨年とルーテル学院中学で全国大会を2連覇したメンバー。つまり、高校1年の段階で他校に比べて大きなアドバンテージがある。中高一貫校の強みだ。今年の選手権で「セクシーフットボール」を展開し、初優勝した滋賀の野洲高校もジュニアユースのセゾンFCとの連携なくして初優勝はなかったかもしれない。そういう意味では、Jのジュニアユースチームが乱立する首都圏の高校にとっては、これから増々受難の時代となりそうだ。