ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

大島渚監督作品「日本の夜と霧」

こないだのWOWOWを録画していたのを観る。
全編、長回しで役者が台詞をとちってもスルー。これが舞台のような効果を出していた。
60年安保闘争に参加した学生たち。その仲間の結婚披露宴に現れた太田。彼が、過去の出来事を話しだす。失恋、スパイ疑惑、闘争方針への絶望で自殺した同志。失踪した同志。彼らをその行動を追い込んだことに対する追求。華やかな式場は、過去の言動に対しての暴露、追求の場となる。
正直、途中ウトウトすること数度。肩に力のはいった役者の台詞が眠気を誘ったのかもしれない。改めてじっくり観ようとは思う。