ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

池田満寿夫&佐藤陽子「創作の家」

そういえば、正月、熱海に行って来て、池田満寿夫と佐藤陽子夫妻(入籍はしていないが)が住んでいた家を覗いてみた。これは、「創作の家」として、池田満寿夫氏のアトリエや佐藤陽子氏の稽古場など夫妻が生活していた家を公開しているものだ。とても日当りの良い高台にあるその家は、芸術の塊のようで至る所に夫妻のこだわりと創作のヒントが散りばめられていた。


アトリエの中に立てかけられていた、抽象的な図形(?)が描かれたキャンバス、そこには?絶筆?という文字が添えられていて、あ、ここで池田満寿夫は創作活動をしていたんだ、と今更に思う。アトリエから急な階段を昇ると氏の書斎があり、そこにはオープンリールのデッキや、マッキントッシュのPC、ラジカセなどハイテク機器が置かれていた。なんとなく、安部公房を思い浮かべた。


満寿夫氏のアトリエの下の階には、佐藤陽子氏の稽古場、数々の海外での受賞時の写真が展示されてた。


一階奥には、応接室があって、珈琲などの飲みものを供していた。そこで休憩。