ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

第142回芥川賞・直木賞の候補作発表

芥川賞】大森兄弟「犬はいつも足元にいて」(文芸冬号)▽羽田圭介「ミート・ザ・ビート」(文学界12月号)▽藤代泉「ボーダー&レス」(文芸冬号)▽舞城王太郎「ビッチマグネット」(新潮9月号)▽松尾スズキ「老人賭博」(文学界8月号)


 【直木賞池井戸潤「鉄の骨」(講談社)▽佐々木譲「廃墟(はいきょ)に乞(こ)う」(文芸春秋)▽白石一文「ほかならぬ人へ」(祥伝社)▽辻村深月「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」(講談社)▽葉室麟「花や散るらん」(文芸春秋)▽道尾秀介「球体の蛇」(角川書店

松尾さんが二度目の候補。
二度目だからって受賞の保証はないけど、今回は受賞するような気がする。「老人賭博」は確かに面白かった。面白かったから芥川賞を受賞ってことにはならないが。ただ、舞城王太郎はこれが最後のチャンス。ここで取れなきゃ、直木賞の方へ回るだろうし。