ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

全国高校サッカー選手権 境高校VS神村学園〜駒沢競技場〜

3回戦。堅い守りの境高校(鳥取)との対戦。
戦前の予想通り、前半、神村学園は圧倒的なポゼッションながらなんとシュート0本に終わる。神村のファン、大山、小谷、福野へのマンマークと2人のスウィーパーがことごとく黄色い壁となって立ちはだかった。


後半は、ゴール前でのショートパスとドリブルに加え、ミドルレンジからの強烈なシュートを放つ神村学園。境のキーパーが懸命に防ぐ。得点の予感がなかった前半と異なり、点が入りそうな雰囲気が漂う。そして、ついに、後半途中、福野に代わって入った、村尾とファンの足裏ワンツーに境DFが着いて来れず、ゴール左隅にシュート!キーパー反応するがネットを揺らす。


村尾(後半20分)


その後、境にも何度か得点チャンスがあるが、決めきれず、反対に終了間際、コーナーキックから田中がヘッドで得点。珍しく、境のキーパーとDFが重なり、田中がフリーになった。


田中祐(後半39分)


結果的には、前の試合で10得点を挙げた神村学園が勝ったが、境もさすがインターハイ準優勝の米子北を破って出て来ただけある、というところを見せた。今年の神村が破れるとすれば、この境高校みたいなタイプだろう。それだけ、神村としても苦しんだ試合だった。



境 (0−0)(0−2) 神村


これで、初出場のときに引き続きベスト8に進んだ神村学園。次の相手は、青森山田。柴崎、椎名を擁する東北の名門校。一部では、?事実上の決勝戦?という記事もあるが、意外と一方的な試合になりそうな気もする。