ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

 全国高校サッカー選手権「中京大中京」VS「神村学園」〜駒沢競技場〜

1試合目の「四日市中央工VS境高校」から観る。ポゼッション的には、四中工優勢。ただ、前半のDFのクリアミスを境が確実に決めるとあとは、境の常に5〜6人がゴールを守るサッカーが功を奏し、結局、2−0で境の勝ち。



2試合目、先制はコーナーキックからDFのクリアミスにつけ込んで中京大中京。しかし、その後は神村学園の記録的ゴールラッシュ。ゴール前での細かいワンツーやヒールでのポストプレーでやりたい放題。終わってみれば10−2。これは首都圏開催になっての新記録とのこと。地方大会の1回戦ではよくある話だが、全国大会での二桁得点は、相手の実力云々というより、神村が掲げる「超攻撃サッカー」の実力なんだと思う。


明日の3回戦は、1試合目で勝った境高校。ここまで無失点。神村とは対照的なチームだと思う。ただ、今日の試合を観る限り、個人の技術では、圧倒的に神村に分があるだろう。境も四中工も荒れた駒沢の芝に苦労していた、なかなかボールが足につかず、相手にボールを奪われる場面が多々。その点、2試合目の神村と中京は基本的なボールの扱いはしっかりしていた。その点からみて、神村有利か。