ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

NYLON100℃ 34th SESSION「世田谷カフカ」〜本多劇場〜

ほぼ満席。ステージ上には無機質な壁と3つの扉。
カフカは好きな作家で『審判』と『城』は中学の頃から何度も読み返している。
カフカケラリーノ・サンドロヴィッチ
なんという魅力的な組み合わせ!


まず、村岡さんと廣川さん、水野顕子さんの三人がそれぞれ自分の体験談(という体で)を話す。
後々、この話の内容がいろいろ筋に絡んでくるわけで。


ステージ上の空気が、カフカ的っていうか、なんとも不条理で観客に集中力を要求する。僕には、それが心地よく、頭脳作業を行っているようだった。


散りばめられた伏線をひとつひとつ拾っていく、
そんな感じで。

脚本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:三宅弘城村岡希美植木夏十、長田奈麻、廣川三憲、新谷真弓、安澤千草、
   藤田秀世、皆戸麻衣、喜安浩平、吉増裕士
   杉山薫、眼鏡太郎、廻飛雄、柚木幹斗/猪岐英人、水野顕子、菊地明香、白石遥、
   野部友視、田村健太郎、斉木茉奈、田仲祐希、伊与顕二、森田完、中村靖日横町慶子