平田オリザ『演劇入門』
- 戯曲の舞台はセミパブリックな空間を選ぶ。
- プロットを考える。プロットとは通常、話の筋だが、彼の場合、単に人の出入りと、その人物たちによってもたらされる情報の内容だけを指す。
- エピソードを考える。実際にその場面で何を話すか、話題を考える。
- 戯曲を書くために必要な能力。想像力・記憶力・観察力
- 「対話」と「会話」の違い。「対話」とは、お互いに相手のことをよく知らない、未知の人物との情報交換や交流。「会話」とは、すでに知り合っている者同士の楽しいお喋りのこと。いわゆる日常会話。
- コンテクスト(文脈。一人ひとりの言語の内容、一人ひとりが使う言語の範囲)の擦り合わせが必要。
- 自分の考えは、当然、自分の考えている当の事物と一致しているものと信じている。
- 自分がある言葉によって表明した考えや物事は、他人も同じ言葉によって表明すると考えている。
→これらは当然、誤解である。
- 作者: 平田オリザ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/10/20
- メディア: 新書
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