ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

「49日後…」〜PARCO劇場〜

どうしてみんなそんな薄着なの?今日は寒いじゃん。渋谷に降り立ったとき僕だけがダウンジャケットで渋谷の街を行き交う人々はみんな春の格好をしていた。中にはわざわざコートを脱いで手に持ち、半袖になっている女の子までいる。こんなに寒いのに。渋谷の人たちはみんなやせ我慢しているんだ。


今回はたまたま最前列。ステージのセットは夕張で見たような人に見捨てられたボロい日本家屋。ま、このシリーズは基本的にホラー系なので。なるほど、といった感じ。

全編を通して、松重さんがいい味を出していた。強面の外見と内面のやさしさの両方を重要なポイントで見事に表現していたと思う。そして、もちろん古田新太さんと池田成志さんはただただおもしろい、笑ってしまう。これはもう、卑怯だっ。彼らの前では僕はなす術がない。奴隷だ。

って言う訳で。この作品、賛否両論あるかもしれないけれど、個人的には、古チンを楽しめた。もう一回観たいなと思う。