ついつい観てしまう「高校教師」

野島伸司作品でもっとも好きな作品、というか唯一好きなドラマがこの「高校教師」。
全体を通して漂う終末感。すべてがウソであって、しゃぼん玉のように頼りなく、今にも壊れてしまいそうな。そんな空気が大好きだった。

最終回。
お互いの小指を赤い糸で結んだ繭と羽村。
朝を迎えて
目覚めた繭の小指には赤い糸がそのまま結ばれている。
だけども、その赤い糸の先には、羽村の姿はない。

こんなシーンとか。