ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

変なゆめ

昨日みたゆめ。僕はジャーナリストの立花隆氏の自宅に来ている。立花氏と僕は椅子に座って向き合っている。どうやら、僕は立花氏に本を売りたいらしい。持っていた二冊の本を立花氏に手渡す。彼はその本を手に持ち、なでたりめくったり、丹念に内容を確認しているようだ。僕はその二冊のウチ一冊の本の著者について説明している。その著者がどんなに優れたジャーナリストであるかを熱心に。僕は説明しているウチにその本の著者が目の前に座っている立花氏であることに気がつく。立花氏は、やっとわかってくれたね、というような優しい笑顔で僕を見る。
次の場面、僕の前を歩いている立花氏。僕は狭い路地をさっさと歩いていく立花氏に遅れまいと彼の背中をしかと見ながら歩みを速めている。5分くらい歩いただろうか、目の前に敷地面積が異様に狭い3階建ての建物が現れた。僕はなぜかそれが小石川にある立花氏の仕事場であることを知っている。中に入るとそこはとても狭い部屋で、極端な縦長形状のため向かい合って座ることが出来ない。僕の右隣に立花氏が座布団を敷いて座っている。同じように座布団を敷いて座っている僕に立花氏が封筒を二つ手渡す。そのウチのひとつの封筒を開けると中に一万円札が3枚、千円札が1枚入っていた。それを見て立花氏が「あの本、真面目に鑑定したから、これくらいの値段でいいでしょ」と言う。そして突然、立花氏の向こう側に座っていたらしい白髪の老婆が「えへへへ、よかったね」と言い、さらにその向こう側に座っていたらしい中年女性も「あははは、よかったわね」と言った。僕は彼女らの言葉に笑顔で応えて、小石川の家を後にした。

目覚めたあとも、妙にはっきりと覚えている夢だった。そして、立花氏からもらったふたつの封筒のウチ、開けなかったもうひとつの封筒にはいったい何が入っていたのだろうか、と考えた。