ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

ドラフトとか

バファローズと熾烈なプレーオフ出場権を争っている西武ライオンズ。このチームのドラフトの上手さは故根本陸夫がフロントにいた頃から際立っていましたが、今でもその上手さ、高卒選手の育成能力は健在ですね。最近の出場選手を見ても、
中島裕之(伊丹北高)
片岡易之宇都宮学園高)※社会人経由
中村剛也大阪桐蔭高)
赤田将吾日南学園
栗山巧(育英高)
上田浩明北陽高)
など。
ちなみにオリックスの昨日のベンチ入りメンバーで高卒選手は、萩原投手と日高捕手のみ(オリックス生え抜き)。
彼らライオンズの高卒選手の共通点は20代前半から一軍で活躍しているということです。これはチームにとって大きな強みで、それがここまでずっと安定した戦力でAクラスを確保している理由でしょう。
このあたりが、極端な即戦力志向で失敗し、低迷してきたオリックスとの大きな違いだと思います(ただ、阪急黄金時代から、社会人中心のドラフトを行ってきたのも事実です。最近の低迷はスカウトの眼力の低下も要因のひとつかもしれないです)。もうひとつ、気になる点を挙げると、最近活躍しているライオンズの若手はオリックスの地元である関西の高校出身者が結構います。オリックスの近畿エリア担当スカウトの方、どうされたのでしょうか。(マリーンズの今江、西岡両選手も)