ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

久しぶり観劇

昨日、六本木の俳優座劇場でテアトル・エコーの芝居を観た。
「朝の時間」という熊倉一雄主演のホームコメディ。
これはタイトルの通り、朝の時間だけを舞台上で演じる。1週間の朝
だけが訪れる。照明が落とされ、会場が暗闇になると夜、そして再び照明が灯
されると次の日の朝になっている。これが7回繰り返される。という構成だ。


あまり期待せずに席についたのだけど、1時間50分後、とても満足して席を
立つことができた。
主役の老夫婦役は夫が熊倉一雄、妻が丸山裕子。都営住宅に住む老夫婦の元に
それぞれに問題を抱えた長男、次男、長女の子供たちがやってくる。老夫婦は
それに振り回されて。。。というお話。こういうシチュエーション自体はよく
あるが、熊倉一雄丸山裕子がさすが芸達者。彼らのコミカルな動きだけでも
充分に楽しめる。そしてもちろん、息子や娘も個性的で良かった。
というよう感じで、外の雨もまったく気にならない至福の時間だった。