ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

勝ったけど。。。なんかおかしい。

今までRCCのインターネットラジオを聴いておりました。もちろん
広島カープVSオリックスバファローズであります。
結果から言いますと、ま、バファローズが勝ったのですが、この試合の
8回裏カープの攻撃中、約45分間の中断がありました。

中断の理由ってのが、摩訶不思議なことで、3−0でバファローズリード、
マウンド上は信頼できるセットアッパー加藤大輔カープはランナー1,
2塁のチャンスに代打の浅井がタイムリーヒット。これでカープが1点返
しました。ここまではいいのですが、ここで、ベンチから神部ピッチング
コーチが投手に一呼吸いれるためにマウンドへ行きます。そして、少しタ
イミングを遅らせて、仰木監督がベンチからとことこと審判の元へ。そこ
で一言三言話すとベンチへ帰って行きました。で、つぎの瞬間、場内放送
が、「ピッチャー加藤に代わりまして菊地原」。その放送を聴いてフィー
ルドの選手たちは「え、菊地原?っていうか、投手交代????」。やっ
ぱりタイミングが遅れて、ベンチを飛び出す仰木監督。審判に猛抗議。

ここで、ラジオを聴いている僕は監督が何を抗議しているのか分からなか
った。


で、ラジオのアナウンサーによると、仰木監督の抗議内容というのが
俺は投手交代などと言っていない!俺は前の打者の時
の投球がボールかストライクか確認しただけだ。

ということらしい。


いったい、どういうことなんだ。
確かにここで投手交代だとしても変だ。次の打者はスイッチの木村拓也だし
さらに次の打者は右打者の元バファローズの山崎。だからサウスポーの
菊地原に交代ってのは考えにくい。

仰木監督が本当に投手交代を告げていないとしたら、審判は聞き間違えたの
か?
たとえば「さっきのストライクか?」を
「ピッチャー交代菊地原!」
う〜ん。普通聴き間違えないよなぁ。

それじゃなかったら、審判の嫌がらせか?
ただでさえ酷使している菊地原をさらに投げさせて、余計な疲労を与える作戦。
でも、審判がこんなことやってどんなメリットが?
・・・ないですよ。


ありそうなこととしては、
仰木監督は投手を交代させるつもりはないのに、いつもの癖で
「ピッチャー交代菊地原」
と言ってしまった。(条件反射で言いそうな気がする。
なんたってこれまで31試合投げている菊地原だから。このセリフも31回言っ
ている訳だ。監督の口は開くと自動的に菊地原って言うようになっていてもおか
しくはない。)


言ってしまったあと、仰木監督は「あ、間違えちゃった。審判の前に行くと菊地
原ってつい言ってしまうのが癖になっちゃって」と思った。
だけど「ごめ〜ん。いつもの癖で菊地原って言っちゃった。てへ。」って正直に
言うのも非常に格好悪いから、「俺は交代とは言っていない。ストライクかボー
ルか確認しただけだ」と意地を張っている。

というのが真相に違いないと僕は考える訳です。
どうでしょうか。。。


結局、
この44分間の中断の後、仰木監督は退場になり、マウンドには菊地原が上がる
ことになりました。
でも
一番気の毒なのは菊地原投手ですよね。
ブルペンで、「え?どういうこと、僕投げなきゃいけないの?っていうか何も聴
いていないし。急に言われても困るし。でも場内アナウンス流れたから、やっぱ
り投げなきゃいけないんだろうなー。でも、もしかしたら、審判の間違いが認め
られて投げなくてもよくなるかもしれないし。」
と思っていたに違いないから。

それでも、きっちり打者を抑えた菊地原投手。君は素晴らしいです!