ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

吉田修一著「横道世之介」

ただいま読んでいるのがこれ。映画化されるらく、ウチの前の本屋で平積みにされていた。以前は、吉田修一はサイン会に並ぶほど好きでよく読んでいたのだけれど、そう言えば、最近は読んでいなかった。本屋で手に取ることもなかったかも。


この「横道世之介」の主人公である横道世之介が「九州から大学進学で上京」した大学生。


この「横道世之介」を手に取ったのは、このあらすじの一文(若干リライトしています)に惹かれたからに他ならない。僕は、こういう青春小説が大好きで、その中でも特に地方から東京に出て来る若者の話は大好物なのです。


違うシチュエーションだけれども、下に挙げた小説なんか何回読んでもキュンとなります。


鷺沢 萠「少年たちの終わらない夜」
竹内 真「風に桜の舞う道で」
三田 誠広「僕って何」
原田宗典「十九、二十」
奥田 英朗「東京物語
村上 龍「69」
伊坂幸太郎「砂漠」

横道世之介 (文春文庫)

横道世之介 (文春文庫)