ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

打線に工夫がなく吉見の前に完敗

交流戦に入って、なんとか少しずつ借金を返していこうとしているbuffaloes。スワローズの由規、そして、ドラゴンズの吉見とそれぞれのチームのエース級とはいえ、手も足も出ずに連敗してしまった。いずれの試合も先発投手が先に失点し、味方の打線が相手投手に押さえ込まれるという展開。


スワローズ戦が1ー3、ドラゴンズ戦が1ー5。打線は1点を取るのが精一杯という具合で、相手投手をKOするなんて夢のまた夢という現状だ。理由ははっきりしていて、打線がこれっぽっちも繋がらないから。1番の坂口が出塁すると、2番の梶本が続かない。9番の大引が打つと、1番の坂口が続かない。交流戦に入って頑張っていた3番の田口もいつもいつも打てる訳はないのだから、他の選手、特にT−岡田、スンヨプ、ヘスマンあたりが走者を返さなきゃいけないのに、犠牲フライさえも打てない惨状。相手投手からしてみると、打者だけに集中すればよく、常に守備側9人vs打者1人という状況で勝負できる。buffaloesの打者全員が3割、HR30本を打てる打者であればそれでもよいのかもしれないが、現実は2割に載せるのがやっとこさなんだから、せめて、前後の打者がつなぎの意識を持って、9人vs9人の状況を作らなければいけないんじゃないのかなと思う。その状況になって、はじめて、「勝負」になるのだと思う。


今は、調子の悪い選手を入れ替えようにもファームにも調子のよい選手がいない訳だから、今いる選手が、とにかく、打席に入ったら「出塁」、そして、走者がいるときは走者を先に進めることを考えることが必要だと思う。話はそれからだ。