若松孝二・監督『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』
WOWOWでやってたので、深夜観た。
途中、かなり気分が落ち込んでくる。そして、永田洋子役の並木愛枝の冷徹な目が印象に残る。
『共産主義化』により、世界を変えようと闘争を繰り返すが、アジトを山岳地帯へ移さざるならなくなる。その間、森恒夫、永田洋子の独裁のもと、「総括」、「自己批判」と呼ばれる、実質リンチにより、メンバーが殺害されていく。「閉鎖されたコミュニティの中での常識」って、第三者から見れば、おかしくって笑えるくらいなんだけど、目的を遂げるためにストイックになっていく姿には恐怖を感じる。
同テーマを扱った作品の「光の雨」や「突入せよ!あさま山荘事件」より数段よかったと思う。
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