ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

「さば」

いろいろ考えさせられたドラマ。
偽善と親切の押し売り。くだらない笑いの中に藤田容介監督の鋭い人間観察。
荒川良々はぼーっとした風貌の中に狂気が見え隠れする。クラスの中で普段は目立たないけど、誰もが、あいつは怒らせると最も怖いヤツと恐れている、そんなタイプだ。そんな彼を気に入ったのが、きたろうさん演ずるおばあちゃん。きたろうさんというか井上和香が言う最後のセリフでちょっとジーンときた僕。
そして荒川良々は「できれば両方欲しいけど片方で我慢するよ」。
なんだかな、いろいろ考えちまう。


ストーリーとは関係なく、デモ田中には大笑いした。