ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

峯田和伸「恋と退屈」

このごろ読書三昧。なんだかうれしい。
銀杏BOYSの峯田さん、「アイデン & ティティ」も大好きな映画でスクリーン以外にもDVDで何度も観たんです。だめだめ人間ぶりがとても愛らしくて、僕自身のすぐ隣の部屋で起きている出来事みたいでなんだか背中がくすぐったくなる感覚。そんな感覚になる映画ってなかなかなくて、「真夜中のカウボーイ」以来かも!って思いました。


この「恋と退屈」は2004年から2005年の彼の日記で、とっても恥ずかしいことやかなりカッコいいことがそのまま書いてあります。たとえば「銀杏BOYS」のメンバーへの不満やオナ禁のこととか。その空気がどことなく中央線っぽいんです。それは、カンカン音がする錆びた階段がある木造モルタルのアパートに住んでいるような感じかもしれません。

恋と退屈

恋と退屈