ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

竹中直人と井口昇と高橋ひとみ

下北沢のヴィレッジバンガードをうろうろ。宮沢章夫の本を買おうかどうか。たった600円なのに迷っている自分と店内のクリスマスムードとのギャップ。結局そこでは買わず、そのあと、自分ちの近くの本屋で購入(なんなんだ!)そのとき、ついでに「報知高校サッカー」を買う。920円也!こっちの方が高いじゃないか(なんなんだ)。
ところで、何も買わずにヴィレッジバンガードから出ると、本多劇場の出入り口から続く階段を降りてくるのは竹中直人。高そうな服に高そうな靴。右手には細いタバコ。いかにも役者さんって感じ。竹中氏が降りて行くと、続いて、井口昇氏がやって来た。大好きな役者さんであり、尊敬する映画監督なんだけど。残念ながら役者オーラはない…。でも、まるっこいルックスがなんとも愛嬌があっていい。と、考えているそばから、高橋ひとみ氏。服装はきっぱりと夜。サングラスがやけに似合う。付き人らしい人と一緒に歩いてくるのが、先に出て来た二人とは違う。女優なんだなぁ。と当たり前のことを考える。3人が連れ立って歩かずに、それぞれが勝手に出て来て勝手に夜の街に消えて行く絵がプロフェッショナルな感じがしてなんだかよかった。