2006-10-15 蘇る松田優作 本 大下英治著。昨日、読了。今更ながらに、彼の仕事への情熱が胸を打つ。癌を宣告されたときの担当医師とのやりとり、僕だったら同じことが言えただろうか。言えるわけない。背負っているもの、守るべきもの、信念。このどれを取っても、それに対する思いが松田優作には負けてしまうから。 もうひとつ、彼の前妻である美智子と美由紀とのくだり、なぜだか涙がとまらなくなった。