ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

PPPP公演「道子の調査」〜ザ・スズナリ〜

下北沢ザ・スズナリにて。ペンギンプルペイルパイルズ第11回公演「道子の調査」。出演は小林高鹿 ぼくもとさきこ 玉置孝匡、内田慈 近藤智行 吉川純広、松竹生 山本大介 伊藤留奈、加藤啓。観客席は満員。客層は女性が6対4くらいで多いかな。僕は、念願の最前列ベンチシート。舞台セットは、無国籍風ダイニングという感じで、テーブルが二脚。それぞれに不揃いのイス。大きな窓からは青空が見える。
ナミコという女性をめぐって現在と6年前が交互に展開。細かい説明を観客にあえて提示しないところ。昨年の公演「不満足な旅」に続いて好きな話。ぼくもとさきこさん、一言一言が大ウケ。終了後、廊下で「今日はいつもよりウケていた」という話をしていた。拙者ムニエルの加藤啓さんも渋い演技でいい。女子高生役の内田慈さんもかわいい。玉置孝匡さんも気になる。
終演後、アフタートークショー。舞台には、出演者の他にゲストとして大人計画宮崎吐夢さん。いろいろ興味深い話を聴くことが出来た。観客の中に、芝居の序盤から異様に大笑いする人がいるときは、後半はほとんど笑いが起きなくなるとのこと。今後、やってみたい役は?という観客の質問に対しての吐夢さん。「特にないですけど、代役したいです。急きょ、代役って感じで。だけど、台詞の覚えが悪いから、覚えられなくて代役降板。代役したけど、やっぱり無理でしたみたいな。」「代役の選択ミスですね。」


すべてが終わって外に出ると、どこかで見たことある衣装の人たち。「下北サンデーズ」の広田さんこと三宅弘城さんたち。撮影が終わって楽屋代わりに借りているらしい某所に戻る途中。そのあとケラリーノ・サンドロヴィッチさんも帰ってきた。こないだも古田新太さんを見かけたけど、まだ撮影しているんだな。