ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

次元の違う強さ〜ディープ〜

京都競馬場の第三コーナーにある坂。ここは普通ゆっくり上ってゆっくり下らなければダメだと言われている。そうしないと、そのあとに待ち構える直線で息切れするからだ。
その定石を完全に無視した走りで、春の天皇賞ディープインパクトが圧勝した。第三コーナーから第四コーナーにかけての彼の走りは文字通り「飛んでいる」ようで、他の馬がまるで「止まっている」ようだった。そんな意味で彼は違う次元にいるし、「ギャンブルとしての競馬」とは遠く離れたところで走っているという意味でも彼は違う次元にいるのかもしれないなあと思った。