ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

「卍まんじ」初日舞台挨拶

21時からの井口昇監督の舞台挨拶目的で渋谷のユーロスペース。井口監督の新作「卍」はご存じ谷崎潤一郎作。これまでにも様々な監督により映画化されている。今回の主な出演者は秋桜子、不二子、野村宏伸荒川良々ら。
舞台挨拶に登場した井口監督。緑色(グリーンではない)の薄汚いトレーナーに、何色か表現が難しいズボンという格好。挙動不審なのはいつもの通り。「この作品はコメディです」とのこと。そして、女優ふたりへの演出はすべて、実際に井口監督がお手本をやって見せたとのこと。
上映。何度か会場より爆笑が沸き上がる。なかでも、綿貫を演じる荒川良々の場面は腹を抱えた。とにかく、あのカツラは卑怯。野村宏伸の相変わらずのひ弱さ、秋桜子の三白眼(井口監督やアラーキーが認めただけある)、目から変なものを出している不二子。役者それぞれがよい味をだしていた。
31日の舞台挨拶には、荒川良々も出演予定。