ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

新ナニワサリバンショー

久しぶりの大阪城ホールOBPの駅を降り、地上に出るとすぐ。忌野清志郎のデビュー35周年記念のラストイベントであり、ナニワサリバンショーとしては、ナニワサリバンショー、続ナニワサリバンショーに続く今回が3回目の公演。出演者は、斉藤和義矢野顕子山下久美子ハナレグミ、HIS(坂本冬美細野晴臣忌野清志郎)、BEGIN、中村獅童仲井戸麗市GO!GO!7188、そして、われらがグループ魂!というすごいメンツ。
清志郎は「スローバラード」「トランジスタラジオ」といったメジャーの曲を唄う。さすがという貫禄で、日比谷野音の時のように観客をこれでもかこれでもかというくらいにひきつける。清志郎国分寺六中の後輩というハナレグミの「サヨナラCOLOR」。彼は声がすごくよくて、大好きになっしまった。そして、「BEGINっていいよな」って今までだったらなんとなく恥ずかしくて言えないことばも口からこぼれてしまうくらい、生BEGINはその素朴感がとてもよかった。で、この日までまったく知らなかったGO!GO!7188。特徴のあるボーカルの声、そして独特の世界観をもつ曲、詩。収穫。
もちろんグループ魂もいつものテンションで盛り上がったのだけども、大阪城ホールが広すぎて、コール&レスポンスが一方通行気味だったのは残念。ダイエット中のカヲルさんのイナバウワーには笑い、中村獅童が唄う「君にジュースを〜」は、まだまだ大晦日に及川光博が唄った「ともかず」には敵わないなと感じたり。
ショーの最後は出演者全員&乱入したアメママンこと間寛平で「上を向いて歩こう」。これも日比谷野音を思い出す。結局、18時から22時30分までの長時間。それでも、沢山の才能を目の当たりにする幸せを存分に感じることができた貴重な時間だった。
で、個人的なこの日のNo.1は斉藤和義の「歌うたいのバラッド」かな。