ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

「不満足な旅」ペンギンプルペイルパイルズ

吉祥寺のザスズナリ。スズナリは2年ぶりくらい。たぶん。例によって、近くのマジックスパイスでチキンスープカレーの天空お餅いりを食べて昼の部に出陣。で、この劇団ペンギンプルペイルパイルズ(通称PPPP)を観るのは初めて。大人計画宮崎吐夢氏が出演するってことでの今回の観劇になった次第。
この「不満足な旅」英語も通じない外国で偶然に知り合った人間の意識のすれ違いと異国での自己の不確実さみたいなを表している(のか?)異国の未知の文化や慣習、言葉の通じない不安ってのはかなりのもので、それは学生時代に読んだ東欧の作家(名前失念)の「エペペ」を思い起こさせた。
目的の宮崎吐夢氏は、大人計画の舞台ほどの動きは見られなかったが、「熊沢パンキース03」のノムラ的な幼児性と若干の凶暴さが観られて、僕的には満足。また、紅一点のぼくもとさきこ氏、見た目は美人とは言いがたいんだけども、なんだか不思議な魅力があって、僕は一目ぼれしてしまった。。。。
このPPPP、今回のようなテイストの芝居だったら、また観たいと思う。