ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

海乃屋にて

先週の土曜日、鹿児島の谷山にある海乃屋に行った。この海乃屋というのはラーメン屋で、長渕剛が高校時代は毎日のように食べていて、今でも鹿児島に帰ったときには必ず立ち寄ってラーメンを食べて行く、剛ファンの間では有名な店。僕がその店に行ったのは初めてだった。店内にはいかにも剛ファンと判る浅黒く髪を短く刈り込んだ中年の男とその家族らしい客が畳の席に、カウンターには常連と思しきやはり中年の男がひとり。
店の大将は白髪を角刈りしてかなり太い眉毛、そして優しそうな目が印象的だ。メニューは、ラーメンとめしと餃子のみ。土砂降りの中、歩いて来た僕はカウンターに座って、ラーメンを注文。少し待って出されたラーメンは、いわゆる九州のトンコツラーメンのように白濁色のスープではなくて、透明な鶏ガラスープのようだ。まず、スープをレンゲですくう。やはり鶏ガラ。鶏ガラの濃厚な味わいが口の中に広がる。。。。と言ったグルメリポート的なことはやめます。このラーメン、かなり旨かった。少なくとも僕は美味しいと思った。
食べ終わった僕は、店内にところ狭しと貼られている剛が来店した時の写真を眺めた。その写真の中には、哀川翔ラサール石井吉田拓郎のものもあった(ラ・サール学園がすぐ近くにある)。そして大将の話を聴いた。剛が高校生の頃、ギター教室の帰りに毎日、ラーメンを食べに寄っていたこと。剛の奥さんである悦子夫人から手紙がよく届くこと(見せてもらった)。剛の父親が大食漢なこと。など。
最後は大将とツーショット写真を撮らせてもらった。