ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

不幸の手紙

不幸の手紙」は今でも流通しているのだろうか。
封書で送られてくるものはないかもしれない、今はE-mailだろうか。
以前売れた小説「リング」もこの「不幸の手紙」をモチーフにした作品
だと解釈しているが、これはビデオを介しての伝染。
インターネットが普及した現在、切手が貼られた封書版肉筆「不幸の手紙」が届いた
時の恐怖というのはmail以上に違いない。(当然、手紙の内容を真に受けないにしても)


必要あって「不幸の手紙」を検索しているときに偶然発見したこの手紙の話だが、
結構お茶目だ。。
というのは、手紙を、24時間以内に9人に回せという指示を勝手に止めた人間は
殺されるらしいのだが、その止めた人間の所在は探偵事務所の“最新”パソコンで
突き止められるらしい。この探偵事務所というのがなんとも可笑しい。この
箇所を読んでいる最中、天知茂明智小五郎がテレビのアンテナが乗っている
でっかいパソコンに向かって、一生懸命に手紙を止めた人間の居場所を探して
いる光景が浮かんだ。


ところで、この「不幸の手紙」から派生したと思われるかしまさん
この怪談、ある種の都市伝説といえるかもしれないが、加古川高砂という
実在の町が登場する分、真実味が増している。
同形の怪談として「きじまさん」その他あると思うが、これら伝播系怪談と
不幸の手紙の繋がりについて詳しく調べてみようと思う。