ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

桜島をもう一回みてみる

なんとなく、もう一度観たくなって、桜島のDVDを観ている。
3か月ぶりかな。
とても新鮮だね。
そして、あの夏の夜の出来事をまた思い出しちゃう。あんなイベントって
2度とないのだろうな。
7万5千人で共有したあの時間。
ライブ前夜には、天文館のあちらこちらでストリートミュージシャンが剛の曲を
唱っていたっけ。
鹿児島の街は剛のファンだらけだった。
そして桜島
どしゃぶりの中歩いた会場までの道のり。
剛が現れたときの興奮。
汗だくになりながら、何度もこぶしを振り上げた。
みんなで見た桜島の後ろから上る朝陽。
あんな夏を体験することはもうないのかなって思うと、すこし寂しくなっちゃうね。


ところで、この桜島DVDって4枚組なんだけど、4枚のウチ、どのDVDを
一番観たかなと考えてみる。
観る時って、1枚目から4枚目まで順番通りに最後まで観る訳じゃないから(僕の場合)
観る頻度に偏りがあると思う。


1枚目は、当然オープニングが収録されている。だから、当時の感動をふたたび
感じるには最適なDVDかな。
トップの「勇気の花」を観ると、いまだに鳥肌だもの。


2枚目はZEPPの様子が収録されいる。この中の「ー100℃の冷たい街」はすごく好きだな。
そして「待ち合わせの交差点」を歌ってるとき、「お前らも歌えよ。はずかしいんだから」
って言う剛のテレ笑い。
で、もちろん2枚目の4番バッターは「勇次」。これは強いよね。
なんたって、この曲は剛ファン以外の人にはメジャーではないけど
僕ら剛ファンにとっては、特別な曲だから。
それを剛も分ってるから、ライブでは必ず歌ってくれる。(それだけに年末の渋谷公会堂
は少し寂しかったもの)


3枚目は、「春待気流」。良かった。アレンジもGOODでしたよ。そういえば、この曲を
聴くために3枚目のDVDを観ることもあったなぁ。あと「Myself」も好きだなぁ。
「Keep On Fighting」もいいっす。
あ、それから「順子」で、剛が2番の歌い出しを間違えるところ。このシーンも好き。


最後、4枚目。もちろんラストの「Captain of the Ship」は迫力満点。あの桜島の朝の風景
を観ると、今でもあの日の心地よい疲れが思い出される。
「明日へ向かって」。これも特別思い入れがあって大好きなんだな。初めて行った剛のライブ
の1曲目がこれだったんです。そう「LICENSE」ツアー。
でも、4枚目の中心選手はやっぱり「桜島」でしょー。桜島で歌う「桜島」。この日のために
あるような曲。錦江湾に抱かれながら聴く「桜島」は最高!


で、結局、お前はどれを一番観ているんだってことになる訳だけど、
あらためて考えてみると、どれも満遍なく観てるような気が。。。
自分で、偏りがあるはずなんて言っておきながら、こういう結論ではいけないのだけど
4枚ともそれぞれ見せ場があるし、好きな曲があるし、想い出がつまってるから。
どれも、同じくらい観ていますって結論じゃだめかな。


それにしても、もう味わえないよなぁ。あの夏。