ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

世の中はお盆。

■さぬきうどん「こくわがた」@本郷三丁目
事務所に野暮用があって、その帰り。本郷三丁目にある人気さぬきうどん店「こくわがた」にはじめて行った。ふだんから気になっていたけど、この店の前を通るときはいつも行列が並んでいたり、神保町のさぬきうどん店「丸香」で食べた後だったりしてなかなかタイミングが合わなかった。

立ち食いスタイルの店内はほとんど埋まっていたけど、カウンターが一席だけちょうど空いていたので、食券を買ってそこに陣取る。食券に印刷されている通し番号を呼ばれたら、カウンターに受け取りに行くシステム。

注文したのは、かけのひやひやとちくわ天(合計500円也)。
出汁を飲んだ。いりこの香りがいい。つづいて麺をすする。丸香と違って太さが均一ではないが心地よいコシがあって歯ざわりがこれまたいい。十条の「いわい」の出汁と麺に近いのかなと思った。ちくわ天も揚げたてでいくらでも食べられそう。一気にこの店のうどんを好きになった。


■『おかしな男』@NHK
小林信彦の著書『おかしな男』原案のドキュメンタリードラマ。
出演は、渥美清役が柄本佑(目が小さいから彼に?)。小林信彦約役が川口俊。『男はつらいよ』以前(『男はつらいよ』第一作のとき、渥美清は41歳)の20代30代の役者としての生き方に悩む渥美清を、『ヒッチコックマガジン』の編集長~放送作家時代の小林信彦の目を通して描いている。
渥美清を演じるのって難しいだろうなと思った。