ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

第31回日本アカデミー賞授賞式

行って来た。会場の新高輪の国際パミール館にはドレスアップした一般客とマスコミ関係っぽい人々。なんとなく居心地がよくてっロビーラウンジをうろうろ。不思議な感覚だ。以前は仕事でなんどとなく利用したことのあるホテルで、その頃は、とても居心地が悪くて早く帰りたくて仕方なかったのに、縛られるものがなくなるとこうも変化をもたらすものなのか。ちょっとした感動。


ステージでは、松尾スズキ樹木希林がかわいがっている。松尾さんのリアクション。ジャック・スパロウオダギリはずっとニヤニヤ。スクリーンで流れた植木先輩の勇姿。涙があふれそうになるのをギリギリおさえた。日本テレビの段取りが悪いのはいつものことだし。役所広司阿部サダヲの服装に突っ込みをいれる。宮藤官九郎が「阿部さんは脚本通りに演じてくれるのでおもしろい」「ぎゃーと書いたらほんとにぎゃーと言うから驚いた」。「最優秀脚本賞」。さすがクドカン、松尾さんの意図を汲んでのパフォーマンス。最後はずっこける。そんな大人計画の面々。


授賞式後のディナー。同じテーブルに座ったオヤジがおもしろい。手帳から、宮崎あおいジョニー・デップの生写真を出して来る。昔、芸能プロダクションを経営していたのだそうで、楽しそうに映画を語る。