大人計画本公演「まとまったお金の唄」東京千秋楽〜本多劇場〜

初日に観て以来の観劇。当然のごとく当日券席まで埋まる。途中、涙が止まらなくなった箇所があり、自分でも意外。初日に見えていなかった部分、見えていた部分、両方を僕は好きになった。松尾スズキはやっぱりいいよ、と独り言。
ただ阿部サダヲには少し食傷気味かな。すべてがワンパターンに見えてしまう。上手いんだろうけど。一方、今回はいろんな人が言っているけど、俳優としての宮藤官九郎がよかった。「七人の恋人」でただ流して演じているように見えた「俳優・宮藤官九郎」だったけど、松尾ちゃんの作・演出作品では、とても生き生きと演じていた。それを観られた今回の公演は収穫。
ロビーで河原雅彦をチラ見。顔ちっさー。