ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

明日から2,3日大阪へ

大阪(関西)には5年弱住んでいたことになる。前半の約2年が宝塚の雲雀ヶ丘花屋敷という冗談みたいな名前の駅を降りてすぐの古いマンション。残りの約3年が大阪市内の東淀川区の上新庄。駅からすぐの神社裏にある「オプーノ」っていう変な名前のマンション。
雲雀ヶ丘花屋敷は古い高級住宅街で近くに谷沢永一サントリーの鳥居、佐治一族のお屋敷があった。その頃の週末の楽しみは、住んでいたマンションの目の前にあった喫茶店「パル」でモーニングセットを食べて、阪急電車に乗り仁川の阪神競馬場で競馬をするということだった。どうしてこんなに寂しかったかと言うと、話が長くなるから書きません(なんなんだ!)
そして、上新庄にいた頃、夢中になっていたのはインターネットでのチャットやそこで知り合った連中とのオフ会だった。当時はまだフレッツやADSLなんてものはなくて、「俺んちはISDNだから速いぜ!」と自慢する奴がいるような時代で、夜11時から朝8時半までの「テレホタイム」にはアクセスが集中し、「俺んところ、サイトが重くて入れないから、チャットできないぜ!」と買ったばかりの携帯電話で、会った事もない遠くのネット友に電話したこともあった。当時、毎日のようにアクセスしていたサイトはまゆみワールドというところにある「ことぶき荘」という巨大掲示板で、そこは仮想マンションのようになっていて、そこの住人同士が他愛もない話で盛り上がるってのがすごく楽しかった。今のミクシィとかソーシャルネットワーキングの先駆けともいえるものだ。あの頃、大阪にもこの「ことぶき荘」の住人が沢山いて、毎月のようにオフ会をした。時には東京や広島、四国からも仲間がやって来て、そのたびに歓迎会などをやったものだ。彼らとはいつの間にか疎遠になって、今はまったく連絡をとっていないけど、元気でいるといいな。そんな思い出がある大阪に明日、久しぶりに向かう。