太陽を盗んだ男

DVDにて鑑賞。監督：長谷川和彦　主演：沢田研二　１９７９年
評価の高い映画。東海村の原発からプルトニウムを盗み出し、原爆を作り上げた中学教師。彼が警察に様々な要求をしていく。
今でも人気があるこの映画。それも分る気がする。夢中になった。主役の城戸誠役沢田研二適役。今、リメイクするとしたら、誰が適役か考える。他の人では無理。と言っても、現在の太った沢田では論外。刑事役の菅原文太。彼の執念のすさまじさ。おそろし。ラスト近くでの沢田と菅原の格闘、その結末は圧巻。この映画のもうひとつの楽しみ。撮影当時の東京の風景。新宿の丸井とか東急などの百貨店って随分変化している。日本武道館近辺も大分変わっている感じ。
後から気がついたが、この映画、黒沢清、相米慎二が参加していたようだ。