ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

最近観たもの

監督 ロン・ハワード 主演 ラッセル・クロウ
試写会で。実在のボクサーであるブラドッグの半生を映画化。大恐慌時代のアメリカで、ピークを過ぎたボクサーが日雇い荷役をしながら家族を養い、訪れた最後のチャンスに挑んでいくいわゆる感動モノ。
お約束のストーリーにも関わらず、結局最後まで夢中で観てしまった。大恐慌時代のアメリカや一度引退したボクサーがカムバックする映画は他に名作があるだけに、この「シンデレラマン」から新鮮な感動を得ることはなかったけど、この手の物語ってついつい見入っちゃうところがある。でもまあ、1800円出して観るかどうかって言ったら、僕は観ないかな。
映画とは直接関係無いけど、大恐慌時代のアメリカの様子を見ていて、太平洋戦争のアメリカ陰謀説ってのが、「有り得る」と思った。

監督 ティム・バートン 主演 ジョニー・デップ
これも試写会で。ここ15年間、誰も足を踏み入れた者がいない謎のチョコレート工場。その工場の経営者であるジョニー・デップ演じるウォンカが、世界中で5枚しかない金の招待状入りのチョコレートを引き当てた子どもを工場に招待すると発表した。
面白かった。僕好みの(こっそり笑える)笑いもあった。ティム・バートンの色彩感覚とブラック、ジョニー・デップの胡散臭さ良。この映画は以前にも映画化されているらしいけど、このストーリーは面白くなく作る方が難しいと思う。「ハリー・ポッター」や「指輪物語」もそうだけど、ヨーロッパの児童書ってかなり強敵。
この映画を観た後、ウチに帰って「未来世紀ブラジル」を観なおした。なんとなくそんな気持ちになった。