ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

喝采

今日は紀伊國屋ホールで観劇。
観たのはクリフォード・オデッツ作の「喝采」
出演は篠田三郎、倉野章子など。
会場はほぼ満員で、芝居に通いなれた熟年のグループが多かった。
また、観客の中に女優の床島佳子を見かけた。

かつての名優フランク・エルジン篠田三郎)は酒に溺れる毎日を送っていた。
彼を献身的に支える妻のジョージー(倉野章子)。
そこに演出家バーニイから大舞台への出演の依頼が。バーニイは往年のフランク
の演技に感激しており、彼に昔の輝きを取り戻して欲しいと思っていた。
この3人の感情の絡みが観るものを物語に引き込んでいく。


私的には、主人公フランクの人間的な弱さが、辛く感じられた。