ファインダーの中には何が見える

思いついたことをつらつらと書きます。

ペンギンプルペイルパイルズ公演「ゆらめき」〜吉祥寺シアター〜

「ゆらめき」

作・演出:倉持 裕
出演:小林高鹿、ぼくもとさきこ、玉置孝匡
内田慈、近藤智行吉川純広
坂井真紀/戸田昌宏

今回もペンギンの空気を楽しむことができた。
ある若い夫婦を巡ってのいろいろな出来事。客演の坂井真紀がヒステリックな部分のある妻を好演。僕はこういう女性は苦手だな…と考えながら観ていた。
そしてたまきんぐこと玉置孝匡さんは今回もダメ男役。妻に逃げられている。こんな役を演らせたら日本一の役者だと思う。


ストーリーとしては、まあ、いつもの倉持裕ワールド。途中に様々な伏線を散りばめながら時間が経過していく。なんとなくラストでは納得してしまう。だけれど、劇場を出たあと、頭の中は疑問だらけ。
僕はこういう舞台が大好きなんだな、と思う。


終演後、舞台でアフタートークショー。小林高鹿さん、たまきんぐ、戸田昌宏さんに加えて、作・演出の倉持さん、そしてゲストは岩松了さん。なんだか、まったりとして空気でとりとめのない会話。ただその中で、今回の「ゆらめき」の謎がいくつか解明された。


シアタートラムでの「ワンマンショー」に引き続き、今回も劇団☆新感線いのうえひでのりさんを観客席に見かけた。ちょっとした偶然だ。